「どの訪問リハビリを選べばいいの?」という声が増えている
「訪問リハビリ」自体はかなり普及したことにより、今はたくさんの事業所さんが名古屋にもあります。
リハビリといっても、通所介護のデイサービスや私のような保険外・自費リハビリも近年普及してきており、いろんな内容のリハビリが混在しています。
「どれを選べばいいかわからない」
「料金や内容の違いがよくわからない」
「そもそも何が違うのかわからない」
そうした疑問に、作業療法士として17年、保険外リハビリを11年実践してきた私が、専門家の立場からわかりやすくお伝えします。
通所リハビリだけでは“届かない”領域がある
私はこれまで8年間、名古屋で保険外リハビリ施設を運営してきました。
その後、訪問看護を立ち上げ、一時的に「訪問リハビリ」に携わった経験があります。
わずかな期間でしたが、この経験で「通所だけでは不十分」という大切な気づきを得ました。
実際の生活環境を見なければ、本当の改善は難しい
通所施設では、ベッド上やマット上での運動・筋トレ・動作練習を行います。
もちろんそれも大切ですが、“生活の現場”で起こる動作のクセや使い方は、施設では見えません。
たとえば、
- 家の中での移動ルート
- 食事の姿勢
- トイレや入浴の手すりの位置
- 椅子やテーブルの高さ
- 自主トレ環境
これらの「環境因子」がリハビリの効果を左右しているのです。
訪問リハビリで気づいた“足を置く”だけの革命
実際に訪問したご利用者の例です。
ホントごく小さなことなのですが、私にとっては改めてこのようなことの「積み重ね」が大切だと感じたのでシェアさせてください。
とある片麻痺の女性ですが、普段、車椅子を食卓に寄せて食事をされていました。
そのとき、足はフットプレートの上――
つまり、床に足がついていない状態でした。
私はそこで、車椅子の前に小さな足台を置き、足をしっかり下ろせるように調整しました。
たったこれだけのことで、
- 食事中の姿勢が安定
- 体幹のバランスが向上
- 足への荷重が促され、立ち上がりがスムーズに
- 浮腫(むくみ)が減少
という変化が起きたのです。
もしこの方を通所施設でしか見ていなかったら、“足を床に置けていない”という生活上の問題には気づけませんでした。
通所リハビリの限界と非効率性
通所でのリハビリは、もちろん意義があります。
ただし、「生活の中での使い方」までは見えにくいのが実情です。
リハビリの目的は、“筋力をつけること”ではなく、“使える身体にすること”。
いくら通所で整えても、自宅の環境でその力を使えなければ、意味がありません。
訪問リハビリは、まさにそのギャップを埋める存在なのです。
名古屋での訪問リハビリは3種類ある
ここからは、名古屋で利用できる3つの訪問リハビリの違いを整理します。
① 医療保険の訪問リハビリ
- 対象:医師の指示がある方
- 提供者:訪問リハビリテーション(PT・OT・ST在籍)
- 特徴:医師の指示書のもと、週1〜2回、20〜40分の訪問
- メリット:医療保険で利用可能、費用が安い
- デメリット:日数・回数制限あり、生活改善や長期的フォローは難しい
② 介護保険の訪問リハビリ
- 対象:要支援・要介護認定を受けた方
- 提供者:介護サービス事業所
- 特徴:週1〜2回、20~40分程度が中心
- メリット:介護保険で利用可能、ケアプランに沿った支援
- デメリット:維持的内容が多く、改善を目的とした介入は少ない
③ 保険外(自費)訪問リハビリ【Totonoe‐整‐など】
- 対象:制度に該当しない方、保険では物足りない方
- 提供者:医療国家資格者による民間サービス
- 特徴:目的・頻度・内容を自由に設定できる
- メリット:改善に特化、時間・場所・内容が自由
- デメリット:費用は自己負担、サービスの質に差がある
保険外リハビリは“怪しい”ではなく“必要”?
一部では「保険外=怪しい」という印象を持たれる方もいますが、実際はまったく逆です。
制度の限界を超え、「もっと良くなりたい」という利用者の声に応えるために、医療職が立ち上げた新しいリハビリの形です。
ただ、実際には怪しいところもあるので、ホントご注意ください。
特に名古屋のような都市部では、
- 退院後も働きたい方(復職)
- 家族への介護負担を減らしたい方
- 保険リハで改善が頭打ちになった方
からのニーズが高まっています。
Totonoe‐整‐では、保険外だからこそできる内容を日々アップデート。
信頼できるリハビリの選択肢を地域に広げています。
Totonoe‐整‐が大切にする3つのリハビリ哲学
① 実際の生活環境で“動きのクセ”を整える
人は環境に影響を受けながら動いています。
だからこそ、実際に使う椅子・机・寝具・階段を見ながら、その人の環境に合わせた動作改善を行います。
② リハビリ以外の時間をマネジメントする
回復の鍵は、「リハビリ以外の時間」にあります。
睡眠・栄養・姿勢・ストレスなど、24時間の中で身体がどう回復しているかを見つめ、再現性のある改善を目指します。
③ 改善主義×熟練スタッフ
担当するのは、同業者を指導するレベルのベテラン療法士のみ。
若手・経験不足のスタッフはいません。
「改善させる技術」にこだわり抜いたメンバーだけが在籍しています。
睡眠・栄養・生活リズムも「リハビリの一部」
脳は睡眠中に運動学習を整理します。
つまり、眠れていないとリハビリ効果は半減します。
また、栄養不足では筋肉が育たず、集中力も低下。
睡眠・栄養・姿勢――これらをトータルで整えることが、本当に“動ける身体”を作る鍵です。
Totonoe‐整‐の訪問リハビリの流れ
1️⃣ 初回カウンセリング・身体評価
ご自宅環境での動作や生活管理・習慣などを分析し、目標設定。
2️⃣ 生活環境のアドバイス
動線・普段の生活姿勢・自主トレ環境などを改善提案。
3️⃣ 機能改善リハビリ
筋・神経・動作×環境を統合した機能的アプローチ。
4️⃣ ホームプログラム+LINEサポート
日常生活で続けられる動作練習を提案し、オンラインでフォロー。
Totonoe‐整‐が選ばれる理由
| 項目 | Totonoe‐整‐ | 一般的な訪問リハビリ | 整体・マッサージ系 |
|---|---|---|---|
| 提供者 | 医療国家資格者(OT・PT) | 医療職だが保険制限あり | 無資格の場合あり |
| 内容 | 機能改善・生活支援 | 医師指示範囲の実施 | リラクゼーション中心 |
| 対象 | 改善意欲のある方 | 医療・介護認定者中心 | 疲労回復・癒し目的 |
| 時間 | 60〜90分 | 20〜40分 | 30〜60分 |
| 自由度 | 高い(内容・場所・時間) | 低い(制度内) | 中程度 |
| エリア | 名古屋・三重・岐阜対応 | エリア限定 | 店舗 |
Totonoe‐整‐の訪問リハビリは「試せる」
リハビリは“人と人”。
だからこそ、相性が大切です。
Totonoeでは、お試し体験を用意しています。
まずは担当スタッフとの相性を確かめ、生活環境を見たうえで「できること」を一緒に見つけていきましょう。
【まとめ】名古屋のリハビリは「通う」から「暮らしを整える」へ
- 通所リハだけでは届かない部分がある
- 訪問パーソナルでしか見えない「生活の癖」が改善の鍵
- 保険・自費・整体には明確な違いがある
- Totonoe‐整‐は生活環境×人の身体機能まで支援する再構築型リハビリ
「動きたいのに動けない」
その原因は、あなたの生活環境の中にあります。
Totonoe‐整‐の訪問リハビリで、“機能で整える”本物の回復を体験してください。



